孔子に論語の解説
【読み方】
こうしにろんご
【意味】
孔子に論語とは、その道の専門家に、余計な意見や教えを説こうとする愚かさのたとえ。
【注釈・由来】
論語は、孔子とその弟子たちの言行を記録した書物。
孔子の言論が主となる論語を、孔子に説くのは愚かな行為であることから。
【出典】
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【例文】
君が意見するのは孔子に論語というものだよ。
【注意】
「犬に論語」と混同して、説いて聞かせても無駄の意味で使うのは誤り。
誤用例 「彼のためを思って忠告しても、孔子に論語だよ」
孔子に論語の関連語
【類義語】
孔子に学問/孔子に悟道/釈迦に説法/釈迦に説法、孔子に悟道/釈迦に経/お釈迦に経を聞かせる/仏の前の経を言う/聖人の門前に孝経を売る/極楽の入口で念仏を売る/養由に弓を言う/河童に水練/猿に木登り
【対義語】
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【英語のことわざ】
・The scholar teaches his master.(弟子が師匠に教える)
・Don’t teach fishes to swim.(魚に泳ぎを教えるな)
・A sow to teach Minerva.(ミネルヴァ女神に教える豚) ※「ミネルヴァ女神」は知恵の神、「豚」は無能者の象徴。