柳絮の才

読み方

りゅうじょのさい

柳絮の才の意味・解説

柳絮の才とは、非凡な才女のたとえ。女性のすぐれた文才を褒めて言うことば。

由来などの解説

「柳絮」とは、白い綿毛のついた柳の種子。また、それが雪のように舞うこと。
晋の時代、謝安が急に降り始めた雪を見て、この雪は何に似ているかと聞いたところ、甥の謝朗は「空中に塩を蒔いたようだ」と言い、姪の謝道韞は「白い綿毛のついた柳の種子が風に舞い散るのには及ばない」と答えた。
謝安は姪のことばに感心し、「柳絮の才高し」と言ったという故事に由来する。

出典

『晋書』

例文

彼女は本当に柳絮の才が高い。

柳絮の才の類語・対義語

類義語

詠絮の才/詠雪の才/閨秀/才媛

対義語

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キーワード

柳絮

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