早起きは三文の徳

読み方

はやおきはさんもんのとく

早起きは三文の徳の意味・解説

早起きは三文の徳とは、朝早く起きると良いことがあるということ。

由来などの解説

「徳」は損得の「得」と同じ意味で、「早起きは三文の得」とも書く。
朝早く起きれば、健康にも良いし、それだけ仕事や勉強がはかどったりするので得をするということ。
「三文」とは、一文銭三枚のことで「ごくわずかな」という意味だが、わずか三文だとしても得るものがあるということで、朝寝を戒める意味を込めて使う。
元々は「早起きしても三文ほどの得しかない」という意味で使われていたともいわれる。

例文

夜型生活を改めて、毎朝5時に起きる生活を続けたら、すこぶる体調が良くなった。早起きは三文の徳と言うが、それ以上の徳を得た気分だよ。

注意

「早起きは三文も徳」というのは誤り。

英語のことわざ

The early bird catches the worm.(早起きの鳥は虫をつかまえる)
The cow that’s first up, gets the first of the dew.(最初に起きる牛は最初の朝露を吸う)

早起きは三文の徳の類語・対義語

類義語

早起きは三銭の徳/朝起きは三文の徳/朝起きは七つの徳あり/朝起き千両/朝起き千両、夜起き百両/早起き三両倹約五両/朝起き三両始末五両/朝起きは富貴の元/朝起きの家には福来たる/早起きの鳥は虫を捕らえる/宵寝朝起き長者の基/貧の宵張り長者の早起き/朝の一時は晩の二時に当たる/夜鍋三両朝起き五両/朝起きと早作とは損した者がない/早寝早起き病知らず/長寝は三百の損

対義語

朝起きしょうより鍋の尻搔け/朝起き貧乏寝福の神/酒と朝寝は貧乏の近道

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早起き三文起き

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