爪で拾って箕でこぼす

爪で拾って箕でこぼすの解説

【読み方】
つめでひろってみでこぼす

【意味】
爪で拾って箕でこぼすとは、少しずつ長い時間をかけて苦労してためたものを、あっけなく使い果たしてしまうことのたとえ。また、収入は少ないのに支出が非常に多いことのたとえ。

【注釈・由来】
「箕」とは、竹で編んだ農機具の一種で、穀物をふるってごみや殻を除くためのもの。
一つずつ爪の先で拾い集めるようにためたものを、箕でふるって全部こぼしてしまうの意味から。

【出典】

【例文】
爪で拾って箕でこぼすように全財産を使い果たした。

【注意】

爪で拾って箕でこぼすの関連語

【類義語】
爪で拾って箕であける/爪で拾って箕で捨てる/枡で量って箕でこぼす/耳掻きで集めて熊手で掻き出す/箒で集めて箕で捨てる/針で掘って鍬で埋める

【対義語】

【英語のことわざ】
・Narrow gathered, widely spent.(けちけち貯めて湯水の如く使い果たす)

【索引語】
拾うこぼす

【分類】
生活・暮らし > 金銭・損得
行動・動作 > 無駄な努力

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