焼け野の雉夜の鶴

焼け野の雉夜の鶴の解説

【読み方】
やけののきぎすよるのつる

【意味】
焼け野の雉夜の鶴とは、子を思う親の情愛が深いことたとえ。

【注釈・由来】
「きぎす」はキジの古名。
キジは巣のある野を焼かれたら、自分の危険もかえりみず子を救おうとし、鶴は霜の降りる寒い夜に翼で子をおおって暖めることから。
「焼け野の雉子夜の鶴」とも書く。

【出典】

【例文】
焼け野の雉夜の鶴で、息子のためなら千里の道もいとわない。

【注意】

焼け野の雉夜の鶴の関連語

【類義語】
夜の鶴/子を思う夜の鶴/夜鶴子を思う/熱火子に払う/跳ね火子に払う/親思う心にまさる親心

【対義語】

【英語のことわざ】
・A mother’s heart is always with her children.(母の心はいつも子供とともにある)

【索引語】
焼け野焼け

【分類】
人間関係 > 親子

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