死馬の骨を買う

死馬の骨を買うの解説

【読み方】
しばのほねをかう

【意味】
死馬の骨を買うとは、優秀な人材を集めるために、つまらない人でも優遇することのたとえ。また、熱心に人材を集めることのたとえ。

【注釈・由来】
一日に千里を走る名馬を買うために、使者は千金を持って出かけた。
しかし使者は、すでに死んでいたその名馬の骨を五百金で買って帰ってきた。
王が怒ると、使者は「死んだ馬の骨にさえ五百金も払うという噂が広まれば、王は馬の値打ちがわかるという評判が広がり、必ず生きた名馬を売り込みにくるでしょう」と言った。
その後、一年も経たないうちに千里を走る名馬を、王は三頭も手に入れたという故事に由来する。

【出典】
『戦国策』

【例文】
死馬の骨を買うことは、無駄金にならないだろう。

【注意】

死馬の骨を買うの関連語

【類義語】
死馬の骨を五百金に買う/駿馬の骨を市う/先ず隗より始めよ

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
死馬買う

【分類】
人生・社会 > 処世,政治・支配・権力

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