智に働けば角が立つ

読み方

ちにはたらけばかどがたつ

智に働けば角が立つの意味・解説

智に働けば角が立つとは、理性のみで動こうとすると、人間関係がぎすぎすするため穏やかに暮らせなくなるということ。

由来などの解説

夏目漱石の『草枕』冒頭の一節「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。」から。
「智」は「知」とも書く。

出典

『草枕』

例文

智に働けば角が立つと言うだろう。正論を言えば良いというものではない。

注意

「角」を「つの」と読むのは誤り。

智に働けば角が立つの類語・対義語

類義語

角が立つ

対義語

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キーワード

働く立つ

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