殷鑑遠からずの解説
【読み方】
いんかんとおからず
【意味】
殷鑑遠からずとは、いましめとなる手本は、古いものや遠くのものを捜さなくても、ごく身近にあるということのたとえ。また、身近にある他者の失敗例を、自分のいましめにせよということ。
【注釈・由来】
「殷」は中国古代の王朝。
「鑑」は「鏡」のことで、手本という意味。
殷の紂王が滅びたのは、殷の前代の夏の桀王の悪政を戒めとしなかったからだという故事に由来する。
【出典】
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【例文】
殷鑑遠からず、自分は絶対に兄と同じあやまちは犯さない。
【注意】
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