藪蛇の解説
【読み方】
やぶへび
【意味】
藪蛇とは、余計なことをして、かえって悪い結果をまねくことのたとえ。
【注釈・由来】
わざわざ藪をつついて蛇を追い出し、その蛇に噛まれるという愚かさから。
いらぬことをしたせいで、かえって災いをまねくこと。
【出典】
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【例文】
・妻のご機嫌取りをしてみたものの、藪蛇だったようでますます機嫌が悪くなった。
・思いつきの対策をしたところで、藪蛇になるのは目に見えている。
・口は災いの元と言うだろう。下手に口出しをしたら、かえって藪蛇になるだけだ。
【注意】
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藪蛇の関連語
【類義語】
藪をつついて蛇を出す/藪をたたいて蛇を出す/草を打って蛇を驚かす/草を打って蛇に驚く/草を踏みて蛇を驚かす/打草驚蛇/手を出して火傷する/寝た子を起こす/毛を吹いて疵を求む
【対義語】
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【英語のことわざ】
・It is ill to waken sleeping dogs.(寝ている犬を起こすのは間違い)
・Let sleeping dogs lie.(眠った犬はそっとしておけ)