多芸は無芸

多芸は無芸の解説

【読み方】
たげいはむげい

【意味】
多芸は無芸とは、多くの芸や学問に通じている人は、一つのことを奥深くきわめることをしないから中途半端で、結局は無芸にも等しいということ。

【注釈・由来】
一芸に秀でることは素晴らしいが、中途半端に多くの芸を身につけても、かえって一つの芸に精通しにくく、高い評価は得られないと揶揄して使う。

【出典】

【例文】
彼は何でも器用にこなし、知識は広いが、すべて浅い。まさに多芸は無芸だ。

【注意】

多芸は無芸の関連語

【類義語】
石臼芸/器用貧乏/器用貧乏人宝/螻蛄才/多弁能なし/何でも来いに名人なし/百芸は一芸の精しきに如かず/八方手を出す人は身が持てぬ

【対義語】
一芸一能

【英語のことわざ】
・Jack of all trades is master of none.(何でも屋は、どれも抜きん出ることができない)

【索引語】
多芸無芸

【分類】
学問・才能・能力 > 学問・技芸
評価・評判 > 不完全

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