旅の恥は掻き捨て

旅の恥は掻き捨ての解説

【読み方】
たびのはじはかきすて

【意味】
旅の恥は掻き捨てとは、旅先には知人もいないし、長くとどまるわけでもないので、普段ならしないような恥ずかしい言動も平気でやってしまうものだということ。

【注釈・由来】
旅先での出来事はその場限りと思って気にせず楽しむのがよいという解釈と、地元なら顰蹙を買うようなことも、旅先であれば知ってる人もいないから大丈夫という、二通りの解釈があるが、現代では後者の意味で使うことが多い。

【出典】

【例文】
あの日の夜は、旅の恥は掻き捨てとばかりに、酒を飲んで大騒ぎした。

【注意】
「旅の恥は書き捨て」と書くのは誤り。

旅の恥は掻き捨ての関連語

【類義語】
余所の恥はかき捨て/旅の恥は弁慶状/後は野となれ山となれ

【対義語】
立つ鳥跡を濁さず飛ぶ鳥跡を濁さず

【英語のことわざ】
・It is foolish bird that defiles its own nest.(巣を汚す鳥は愚かだ)

【索引語】
掻き捨て

【分類】
生活・暮らし >
感情・心理 > 恥ずかしい

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