欲の熊鷹股裂くるの解説
【読み方】
よくのくまたかまたさくる
【意味】
欲の熊鷹股裂くるとは、あまりに欲が深いと、自分の身に災いをもたらすというたとえ。
【注釈・由来】
「熊鷹」は、タカ科の大きな鳥。
熊鷹が二頭の猪をつかんだところ、猪は驚いて左右に分かれて逃げ出したが、どちらも逃がすまいと放さなかったっために、股が裂けて死んでしまったという昔話から。
【出典】
-
【例文】
欲の熊鷹股裂くるで、あちらにもこちらにもいい顔ばかりしていると、そのうちひどい目にあうぞ。
【注意】
-
欲の熊鷹股裂くるの関連語
【類義語】
欲の熊鷹股から裂ける/欲の熊鷹股を裂く/欲深き鷹は爪の裂くるを知らず/欲を引っ張れば股裂ける/欲する鷹は爪落とす/欲の深い鷹は爪が抜ける/欲たければ鷹の爪が抜ける/蛇の口裂け/欲は身を失う/欲張って糞垂れる/虻蜂取らず/二兎を追う者は一兎をも得ず/一も取らず二も取らず/花も折らず実も取らず
【対義語】
-
【英語のことわざ】
-