人の口に戸は立てられぬの解説
【読み方】
ひとのくちにとはたてられぬ
【意味】
人の口に戸は立てられぬとは、世間の噂や評判は、どうにも止めようがないことのたとえ。
【注釈・由来】
人の口に戸を立てたところで、出入りを防ぐことはできない。
つまり、口伝えで広がっていくものは、どうにも止めようがないということ。
【出典】
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【例文】
不祥事の火消しに躍起になっているようだが、人の口に戸は立てられぬと言うから、そんなことをしても無駄だろう。
【注意】
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人の口に戸は立てられぬの関連語
【類義語】
人の口に戸はさされぬ/人の口には戸が立てられない/人間の口には戸が立てられない/世間の口に戸は立てられぬ/開いた口に戸は立たぬ/戸が立てられぬ/家の戸は立てられるが人の口の戸は立てられない/七つの時から大工をすれど人の口には戸が立たず/人は何でも話したがるもの/悪事千里を走る/好事門を出でず悪事千里を行く/隠すこと千里/悪い噂は早く伝わる/悪い知らせは翼を持つ/世の取り沙汰は人に言わせよ
【対義語】
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【英語のことわざ】
・People will talk.(人は話をするものだ)
・Who can hold men’s tongues?(誰が人の舌を押さえておくことができる?)