一目置く

解説

【読み方】
いちもくおく

【意味】
一目置くとは、相手の能力を認めて、敬意を払う。すぐれていることを認めて、一歩譲って遠慮する。

【注釈・由来】
「一目」は、碁で碁盤上の一つの目のこと。
囲碁で、実力の劣る者が先に一目(または何目か)の石を置いてから対局を始めることから出た言葉。

【出典】

【例文】
・彼の戦いぶりを初めて見たときから一目置いている。
・世界中の研究者が一目置く技術であった。
・彼女が優秀であることには違いないが、一目置くほどの存在ではない。

【注意】
「ひとめ置く」というのは誤り。

相手を評価する意味があるので、目上の人に対して使うのは失礼にあたる場合がある。
誤用例 「師匠はずっと私の憧れで、昔から一目置いていました」

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