門前市を成す

門前市を成すの解説

【読み方】
もんぜんいちをなす

【意味】
門前市を成すとは、訪ねてくる人が多いことや、商売繁盛してたくさんの客でにぎわっているさま。また、地位・権力・名声を慕って、集まってくる者が多いたとえ。

【注釈・由来】
門の前に、まるで市でもひらいているかのように次から次へと人や馬車などが集まり、にぎわうことから。

【出典】
『漢書』鄭崇伝

【例文】
ノーベル賞を受賞した人の自宅は、門前市を成すほどの騒動になった。

【注意】

門前市を成すの関連語

【類義語】
門前市の如し/門庭市の若し/市を成す

【対義語】
門前雀羅を張る閑古鳥が鳴く/鳥の網張る宿

【英語のことわざ】
・Visitors call on him incessantly.(彼の家にはひっきりなしにお客がやってくる)

【索引語】
門前成す

【分類】
状態・程度 > 多い,集中

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