類を以て集まるの解説
【読み方】
るいをもってあつまる
【意味】
類を以て集まるとは、似た者同士は互いに寄り集まることのたとえ。また、善人の周りには善人が集まり、悪人の周りには悪人が集まるということのたとえ。
【注釈・由来】
『易経・繋辞上伝』に「方は類を以って聚まり、物は羣を以って分れて吉凶生ず」とある。
『上方いろはかるた』『尾張いろはかるた』の一つ。
【出典】
『易経』
【例文】
類を以て集まるで、その犯人の周りにも凶悪犯罪の前科を持つ者が多かった。
【注意】
-
類を以て集まるの関連語
【類義語】
類によって集まる/友は類を以て集まる/類は友を以て集まる/類は友を呼ぶ/類は友/類は類を呼び友は友を呼ぶ/類を以て友を引く/類を以て友とす/似るを友/牛は牛連れ、馬は馬連れ/同気相求む/同類相求む/蓑のそばへ笠が寄る/目の寄る所へ玉も寄る/同じ羽根の鳥は群れる/光あるものは光あるものを友とす/臭い物に蠅がたかる/吝い所へ皺がよる/似た者同士
【対義語】
氷炭相容れず
【英語のことわざ】
・Birds of a feather flock together.(同じ羽毛の鳥は群がる)
【分類】
・人間関係 > 友人・仲間・付き合い
・状態・程度 > 似ている