驥尾に付す

驥尾に付すの解説

【読み方】
きびにふす

【意味】
驥尾に付すとは、すぐれた人物の後につき従っていれば、自分の能力以上のことが成し遂げられることのたとえ。

【注釈・由来】
「驥」は、一日に千里も走る名馬のこと。
名馬の尻尾に付いていけば、遠くまでは飛べない蠅でも、千里のかなたでも行けることから。
一般に、人と行動を共にするとき、謙遜の気持ちを込めて使う。
『史記』に「顔淵は篤学なりと雖も、驥尾に付して行い益々顕る(顔淵はよく学問に励んでいたが、孔子というすぐれた人の下で学んだことによって、その行いはますます世に知られるようになった)」とある。

【出典】
『史記』

【例文】
微力ながら、驥尾に付す所存でございます。

【注意】

驥尾に付すの関連語

【類義語】
驥尾に付く/驥尾に託す/蒼蠅驥尾に付して千里を致す

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
付す

【分類】
人間関係 > 師弟・敬服
人生・社会 > 成功・出世,処世

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