海老で鯛を釣るの解説
【読み方】
えびでたいをつる
【意味】
海老で鯛を釣るとは、小さな投資や労力で大きな利益を得ることのたとえ。
【注釈・由来】
珍重される鯛を、小海老を餌にして釣り上げることから、わずかな元手で大きな収益・収穫を得ることをいう。
「蝦で鯛を釣る」とも書く。
【出典】
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【例文】
・まるで海老で鯛を釣るように、株の投資で大儲けした。
・一名に新車が当たるプレゼントを企画したら、商品の売り上げが八倍になった。海老で鯛を釣ったような気持ちだ。
・海老で鯛を釣ることを夢見て、いくつものアイデア商品を作ったが、ひとつもヒットしなかった。
【注意】
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海老で鯛を釣るの関連語
【類義語】
海老で鯛/海老鯛/疣で鯛釣る思い/鰯の頭で鯛を釣る/蝦蛄で鯛を釣る/雑魚で鯛を釣る/尺で鯛を釣る/蝗で鯛釣る/鼻糞で鯛を釣る/飯粒で鯛を釣る/麦飯で鯉を釣る/白狭海老にて鯊を釣る/帯で鰹を食う/飯粒してもつ釣る/一粒万倍/濡れ手で粟
【対義語】
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【英語のことわざ】
・Throw a sprat to catch a whale. (小魚を投げてクジラを捕る)
・A small gift brings often a great reward.(小さなプレゼントが大きなお返しをもたらすことがしばしばある)
・Venture a small fish to catch a great one.(大魚を釣るために小魚を賭けよ)