命あっての物種

命あっての物種の解説

【読み方】
いのちあってのものだね

【意味】
命あっての物種とは、何事も命があってこそ初めてできるものだというたとえ。

【注釈・由来】
「物種」とは、物事の元になるもののこと。根源。
何事も命あってのことだから、命の危険にかかわることは避けるべきだということ。いかなるときでも命は大切にすべきだという戒め。

【出典】

【例文】
好きなことをして生きてるとはいっても、命あっての物種なのだから少しは健康も考えたほうがよいと思うよ。

【注意】
「物種」を「物だ(助動詞)ね(助詞)」とするのは誤り。
誤用例 「なんだかんだ言っても、結局は命あってのものだねえ」

命あっての物種の関連語

【類義語】
命あっての物種、畑あっての芋種/命が物種/命こそ物種/無事こそ物種/命あっての事/身があっての事/命あってぞ味噌汁も吸う/死んで花実が咲くものか/命ありてのご奉公/身ありての奉公/命に過ぎたる宝なし/命は宝の宝/命は法の宝

【対義語】
命は鴻毛より軽し/命より名を惜しむ/虎穴に入らずんば虎子を得ず

【英語のことわざ】
・While there is life, there is hope.(生きている限り希望がある)
・He that fights and runs away may live to fight another day.(戦って逃げる者は、生き延びて他日にまた戦う機会がある)
・There is alwyays life for a living man.(生きている人間にはいつも命がある)

【索引語】
ある物種

【分類】
人生・社会 > 生・死

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