年貢の納め時

読み方

ねんぐのおさめどき

年貢の納め時の意味・解説

年貢の納め時とは、長い間悪事をはたらき続けてきた者が、ついに捕えられて刑に服さねばならない時のたとえ。転じて、ある物事を諦めなくてはならない頃合い。

由来などの解説

悪事を年貢の滞納に見立て、受刑を清算することに見立て、長年の悪事に対する処罰を受けなければいけない時という意味。
転じて、観念しなければいけない時の意味に使う。
これ以上先延ばしにすることを諦め、けりをつける時という意味で用い、悪事に限らない使い方も多い。

例文

泣かせたこともあるし、冷たくしたこともある。それでも寄り添う気持ちがあればいいと思って、やってきたけれど。そろそろ年貢の納め時かな。彼女を幸せにしたい。

英語のことわざ

Every fox must pay his own skin to the flayer.(狐はみんな自分の皮を剥ぎ、人に与えなければならない)

年貢の納め時の類語・対義語

類義語

ここで会ったが百年目

対義語

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キーワード

年貢納める

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