水と油の解説
【読み方】
みずとあぶら
【意味】
水と油とは、互いに気が合わず反発し合って仲が悪いこと。異質でとけ合わないもののたとえ。
【注釈・由来】
水と油は質が違い、決して混じり合わないことから、しっくりこないことをいう。
【出典】
-
【例文】
・あの兄弟は性格が水と油だから、いつも仲が悪い。
・彼らは水と油のように相容れない関係にあった。
・正反対の性格なので水と油の関係に思われがちですが、実はとても馬が合うんです。
【注意】
「差が激しい」という意味で使うのは誤り。
誤用例 「同じ会社でありながら、対応の仕方が支部によって水と油のように違う」
水と油の関連語
【類義語】
水に油/油に水/油に水の混じる如し/水と火/水火器物を一つにせず/氷と炭/氷炭相容れず/火と水のよう/犬猿の仲
【対義語】
天目に竹窓/昆布に油揚げ里芋のお平
【英語のことわざ】
・To mix water with fire.(水と火を一つにする)
【分類】
・人間関係 > 友人・仲間・付き合い
・状態・程度 > 食い違う