犬猿の仲

犬猿の仲の解説

【読み方】
けんえんのなか

【意味】
犬猿の仲とは、非常に仲が悪く、互いにいがみあう関係。

【注釈・由来】
犬と猿は、仲の悪いものの代名詞とされていることから。
由来として、干支の順番や西遊記など様々な説があるが、いずれも近年にこじつけで考えられた説であり、そのような文献が残っているわけではない。
単純に、犬と猿は仲が悪そうに見えたことから、仲の悪い代名詞となったのであろう。

【出典】

【例文】
・一時期は毎日のように一緒にいたあの二人も、今ではすっかり犬猿の仲らしい。
・二人は犬猿の仲だから、一緒のグループにしないほうがいい。
・犬猿の仲と思われていた二人が共同で事業を始め、周囲の人を驚かせた。

【注意】

犬猿の仲の関連語

【類義語】
犬と猿/犬と猫/犬猿もただならず/相撲取りの太股/水と油/火と水のよう

【対義語】

【英語のことわざ】
・They agree like cats and dogs.(彼らは猫と犬のように仲がよい) ※西洋では犬と猫は仲が悪いと相場が決まっており、実際は非常に仲が悪いことをいった反意的な表現。

【索引語】

【分類】
人間関係 > 友人・仲間・付き合い

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