勇将の下に弱卒なしの解説
【読み方】
ゆうしょうのもとにじゃくそつなし
【意味】
勇将の下に弱卒なしとは、上に立つ者が優れていれば、その下につく者も優れているということ。
【注釈・由来】
「弱卒」とは、弱い兵士。頼りにならない部下の意味。
強く勇ましい将軍の下に、弱い兵士はいないことから、上に立つ者の力量が部下の力量をいかに左右するかということ。
蘇軾『題連公壁』にある「強将の下に弱兵無し」に由来する。
【出典】
蘇軾『題連公壁』
【例文】
彼がどんな上司の下で育ったのか、見なくてもわかる。勇将の下に弱卒なしだ。
【注意】
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勇将の下に弱卒なしの関連語
【類義語】
強将の下に弱卒なし/勇将の手下に弱卒なし/良将の下に弱卒なし/良将の下に臆兵なし
【対義語】
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【英語のことわざ】
・Such captain, such retinue.(この隊長にして、この従者あり)
・Like master, like men.(主人が主人なら家来も家来)