雪隠で饅頭

読み方

せんちでまんじゅう

雪隠で饅頭の意味・解説

雪隠で饅頭とは、こっそり隠れて自分だけいい思いをしたり、利益を得ること。

由来などの解説

「雪隠」は、トイレのことで、臭いところに隠れて旨い物を食べる意から。
「せんち」は「せっちん」が変化した語で、主に上方で使われた。
「せっちんでまんじゅう」ともいうが、上方を中心に広まったため、「せんちでまんじゅう」と読むことの方が多い。
『上方いろはかるた』の一つ。

「雪隠で饅頭」の後に「臭うてもうまい」や「臭うて食えぬ」と続けても使われた。
前者は、悪いことだとわかっていても利益になるなら良い。
後者は、利益になるとしても不浄なものは受け取れないたとえとなる。

雪隠で饅頭の類語・対義語

類義語

雪隠で米を噛む/烏の埋め食い

対義語

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キーワード

雪隠饅頭

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