能わざるにあらず為ざるなり

読み方

あたわざるにあらずせざるなり

能わざるにあらず為ざるなりの意味・解説

能わざるにあらず為ざるなりとは、物事が成就できないのは、不可能だからではなく、できる能力があるのにそれを発揮しないからである。

由来などの解説

「能う」は「可能」の意で、打ち消しを伴った「能わざる」は「不可能」。
「あらず」は「そうではない」の意で、「能わざるにあらず」は「不可能なわけではない」を意味する。
できない原因が、能力不足ではなく、実行力や意志の不足を指摘したもの。

出典

『孟子』

能わざるにあらず為ざるなりの類語・対義語

類義語

意志のある所には道がある/盲も京へ上る

対義語

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キーワード

能うあらず為るなり

同じ音から始まる語

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