病は口より入り禍は口より出ず

病は口より入り禍は口より出ずの解説

【読み方】
やまいはくちよりいりわざわいはくちよりいず

【意味】
病は口より入り禍は口より出ずとは、病気は口から入る飲食物が原因で起こり、災いは口から出る言葉が元で起こる。

【注釈・由来】
食べ物に気をつけろという意味で使うことはなく、口を慎めという戒めとして使う。

【出典】
『傅子』

【例文】
病は口より入り禍は口より出ずだ。余計なことばかり言ってると、いつか痛い目にあうぞ。

【注意】

病は口より入り禍は口より出ずの関連語

【類義語】
口は災いの元口は禍の門禍は口から/口は善悪の門/舌は禍の根/多言は身を害す/三寸の舌に五尺の身を亡ぼす/蛙は口から呑まれる/雉も鳴かずば撃たれまい物言えば唇寒し秋の風

【対義語】

【英語のことわざ】
・Out of the mouth comes evil.(口は災いの元)
・More have repented speech than silence.(黙っていたことより話したことを後悔する人の方が多い)

【索引語】
より入る出ずる

【分類】
人生・社会 > 不運・災難・凶事
言葉 > 無用の言葉

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