早まる烏は団子一つ

早まる烏は団子一つの解説

【読み方】
はやまるからすはだんごひとつ

【意味】
早まる烏は団子一つとは、慌てて急ぎすぎると、結果的に失敗したり、かえって損をすることのたとえ。

【注釈・由来】
じっくり待てば多くの餌が得られるところ、慌てる烏は団子一つしか得られないという意味から。

【出典】

【例文】

【注意】
「烏(からす)」を「鳥(とり)」と書き誤らない。

早まる烏は団子一つの関連語

【類義語】
慌てる乞食は貰いが少ない/慌てる蟹は穴の入り口で死ぬ/慌てる蟹は穴へ入れぬ/慌てる鼠は穴へも入れぬ/急ぐ鼠は穴に迷う/急ぐ鼠は雨にあう/急いては事を仕損じる

【対義語】

【英語のことわざ】
・He goes a-gleaning before the cart has carried.(彼は、馬車が小麦を畑から運び出さないうちに、落葉拾いに行く) ※収穫した小麦を馬車で運ぶときに揺れて落ちた穂を拾って生計を立てている貧しい人がいる。その人たちの中でも競争があるが、まだ馬車が来ないうちに行っても拾えるはずなどないのに、慌てて行く者はとかく損をするというたとえ。

【索引語】
早まる団子一つ

【分類】
生活・暮らし > 金銭・損得
感情・心理 > 慌てる

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