朝には富児の門を扣き、暮には肥馬の塵に随う

朝には富児の門を扣き暮には肥馬の塵に随うの解説

【読み方】
あしたにはふじのもんをたたき、ゆうべにはひばのちりにしたがう

【意味】
朝には富児の門を扣き暮には肥馬の塵に随うとは、金持ちや身分の高い人に取り入ろうとするさま。

【注釈・由来】
富児とは、身分が高く裕福な人のこと。
朝は金持ちの人の門を叩いてご機嫌をうかがい、夕方には肥えた馬に乗っている権力のある人の後ろから埃を浴びてお供をするという意から。
「暮」は「夕べ」とも書く。

【出典】
杜甫・詩『韋左丞丈に贈り奉る』

【例文】
朝には富児の門を扣き、暮には肥馬の塵に随うような彼とは気が合わない。

【注意】

朝には富児の門を扣き暮には肥馬の塵に随うの関連語

【類義語】
肥馬の塵を望む/後塵を拝する

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
富児扣く肥馬随う

【分類】
人間関係 > 任せる・おもねる

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