鯖を読むの解説
【読み方】
さばをよむ
【意味】
鯖を読むとは、実際の数や年齢より多く見せかけたり、少なく言ったりしてごまかすことのたとえ。
【注釈・由来】
鯖を読むの「読む」は「数える」の意。
語源は諸説あり、鯖は「生き腐れ」と呼ばれるほど傷みやすく、傷みやすく数も多かったためにわざと早口で数えて数をごまかしていたことから、いい加減に数を数えることを「鯖を読む」と言うようになった説。
「魚市場(いざば)」からの転という説。
刺鯖など二枚重ねを一連として数えることからという説。
数の多いことを意味する「さは」から転じたなどの説がある。
【出典】
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【例文】
・あの女優は十歳も鯖を読んでいたらしい。
・アイドルや俳優の公称身長に合わせるため、ごまかす必要のないお笑い芸人も身長の鯖を読む。
・年齢をごまかしたいけど鯖を読むことはしたくないので、30代後半と思われるよう「四捨五入すると40歳になっちゃいます」と答えている。
【注意】
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鯖を読むの関連語
【類義語】
鯖読み
【対義語】
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【英語のことわざ】
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