飴と鞭

解説

【読み方】
あめとむち

【意味】
飴と鞭とは、しつけなどにおいて、甘やかす面と厳しくする面を併用するたとえ。また、おだてと脅しの両方で人を支配すること。

【注釈・由来】
「飴」は譲歩、「鞭」は弾圧をあらわす。
19世紀の鉄血宰相ビスマルクの政策を評した言葉から。
ビスマルクは、社会保険制度により労働者を優遇する一方で、社会主義者鎮圧法を制定し、国を支配した人物。
元は「甘パンと鞭」という慣用語。

【出典】

【例文】
・厳しく育てるだけでなく、教育には飴と鞭が必要だ。
・上司は飴と鞭をうまく使い分けて人を働かせている。
・飴と鞭は使い方を間違えれば逆効果になり、うまく使っても一時的な効果しかない。

【注意】

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