画餅に帰す

読み方

がべいにきす

画餅に帰すの意味・解説

画餅に帰すとは、計画などが実現できなくて、無駄に終わることのたとえ。

由来などの解説

「画餅」とは、絵に描いた餅のこと。
「帰す」は、終わる、戻るの意。
いかに巧みに描けていても、絵に描いた餅は食べられないことから。
『三国志・魏書』に「選挙するに名有るを取ること莫れ。名は地に画きて餅を作るが如く、啖うべからざるなり(人を選び推挙する際には、世の中の評判に頼って選んではいけない。名声などというものは絵に描いた餅のようなもので、食べることはできず、役に立たないのだから)」とある。

例文

長期間準備してきた計画も、画餅に帰した。

画餅に帰すの類語・対義語

類義語

画餅に帰する/画餅に終わる/画餅に属する/絵に描いた餅で終わる/無駄骨を折る/棒に振る/水泡に帰する/水の泡

対義語

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キーワード

帰する

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