盲亀の浮木

盲亀の浮木の解説

【読み方】
もうきのふぼく

【意味】
盲亀の浮木とは、出会うことが甚だ困難であることのたとえ。また、めったにない幸運にめぐり合うことのたとえ。

【注釈・由来】
大海の底にすみ、百年に一度だけ海面に出てくる盲目の亀が、海面に浮かぶ一本の木に出会い、その木にあいている穴に入ることは容易ではないという、仏教の説話に由来する。
もとは、仏または仏教の教えにめぐり合うことが、非常に難しいことをいった。

【出典】
『雑阿含経』『涅槃経』

【例文】
彼との出会いは盲亀の浮木であったことに、今さら気がついた。

【注意】

盲亀の浮木の関連語

【類義語】
盲亀浮木に値う/盲亀の浮木、優曇華の花/浮木の盲亀大空を見る/浮き木に会える亀/一眼の亀浮木に逢う/千載一遇/曇華一現

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
盲亀浮木

【分類】
人生・社会 > 幸運・吉事
状態・程度 > 少ない,難しい・不可能

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