百日の説法屁一つの解説
【読み方】
ひゃくにちのせっぽうへひとつ
【意味】
百日の説法屁一つとは、長い間の苦労が、ちょっとしたことですべてぶち壊しになってしまうことのたとえ。
【注釈・由来】
百日間にも渡りありがたい説法を説き続けてきた坊さんが屁を一つしたために、厳粛な雰囲気がこわれ、すっかりありがたみが無くなってしまうことから。
【出典】
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【例文】
あれだけがんばってきたのに、百日の説法屁一つで信用を損なってしまった。
【注意】
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百日の説法屁一つの関連語
【類義語】
千日の行屁一つ/千日の行を一度に破る/九仞の功を一簣に虧く/磯際で船を破る/終身善を為し一言則ち之を破る/上り一日下り一時
【対義語】
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【英語のことわざ】
・One hour’s cold will spoil seven years’ warming.(一時間の寒さが七年間の暖房を台無しにする)
・One ill condition mars all the good.(一つの悪い条件がすべての良い条件を損なう)