奇貨居くべし

読み方

きかおくべし

奇貨居くべしの意味・解説

奇貨居くべしとは、よい機会は逃さずに、うまく利用しなければならないことのたとえ。

由来などの解説

「奇貨」とは珍しい品物のことで、買っておけば値上がりするかもしれないから、今仕入れるべきだということから。
「居く」は、手元にとどめておくという意味。
秦の商人 呂不韋が、趙に人質となり冷遇されていた秦の王子 子楚を助けて、あとでうまく利用しようとしたという『史記・呂不韋伝』の故事に由来する。

出典

『史記』

例文

奇貨居くべしだ。一刻も早くその物件はおさえておいたほうがよい。

奇貨居くべしの類語・対義語

類義語

好機逸すべからず/機失うべからず

対義語

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奇貨居くべし

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