習慣は第二の天性なり

習慣は第二の天性なりの解説

【読み方】
しゅうかんはだいにのてんせいなり

【意味】
習慣は第二の天性なりとは、身についた習慣は、知らぬ間に深くしみこむものだから、生まれつきの性質のようになるということ。

【注釈・由来】
習慣が人の性質に大きな影響を与えるということ。
西洋のことわざ「Custom is a second nature.」の翻訳で、日本へは江戸後期にオランダ語から入った。
当初は「習慣は第二の天性をなす」とも訳されたが、明治後期に現在の形で定着した。
由来には、古代ギリシャの哲学者であるディオゲネスの言葉からとする説と、古代ローマの政治家・哲学者であるキケロの『至善至高論』とする説がある。

【出典】

【例文】
・習慣は第二の天性なりというから、子供のうちから規則正しい生活習慣をさせるようにしよう。
・習慣は第二の天性なり、いくら才能のある人でも、怠惰な生活を送っていると楽することしか考えなくなるものだ。
・習慣は第二の天性なりというように、良い習慣を身につけましょう。

【注意】

習慣は第二の天性なりの関連語

【類義語】
習い性となる/習慣は天性の如し/習慣は自然の如し/習慣は常となる

【対義語】

【英語のことわざ】
・Custom is a second nature.(習慣は第二の天性なり)
・Habit is a second nature.(習慣は第二の天性なり)
・Once a use and ever a custom.(一度癖になると習慣になる)

【索引語】
習慣第二天性なり

【分類】
生活・暮らし > 環境・習慣

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