腐っても鯛

腐っても鯛の解説

【読み方】
くさってもたい

【意味】
腐っても鯛とは、すぐれたものは多少悪い状態になっても、本来の価値を失わないというたとえ。

【注釈・由来】
鯛は味も良く姿の美しい「めでたい」とされる吉事の魚で、その鯛が仮に腐ろうとも鯛は鯛であることに変わりはないという所以から。
また、鯛は身がしっかりしていて、外見からは腐りかけていることが分からないこともあるといわれる。そのため、鯛の性質も反映されていると思われる。

【出典】

【例文】
・もう高齢だというのに腐っても鯛で、長年のブランクがあっても彼は素晴らしい演技をした。
・腐っても鯛というもので、本革のしっかりした鞄は、何十年経っても使える。
・さすが腐っても鯛だけあって、若手作家が逆立しても書けない作品を今でも世に送り出している。

【注意】
褒め言葉ではあるが、腐ることをたとえにしているため、相手に対して直接使うのは失礼にあたる。

腐っても鯛の関連語

【類義語】
腐っても鯛の骨/熟れても鯛/切れても絹切れ、なれても侍/貧なる侍と鉄とは侮らぬもの/痩せても枯れても武士は武士/ちぎれても錦/破れても小袖/襤褸でも八丈/古川に水絶えず/大川に水絶えず/大鍋の底は撫でても三杯/沈丁花は枯れても芳し

【対義語】
騏驎も老いては駑馬に劣る昔千里も今一里/昔の剣今の菜刀

【英語のことわざ】
・A good horse becomes never a jade.(駿馬は決して駄馬にはならない)

【索引語】
腐る

【分類】
学問・才能・能力 > 才能がある
評価・評判 > 価値がある

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