敷居が高いの解説
【読み方】
しきいがたかい
【意味】
敷居が高いとは、不義理をしたり、相手に迷惑をかけたりしているため、その人の家に行きにくいこと。
【注釈・由来】
「敷居」とは、門の内外を分けるために敷く横木のこと。
相手の家を訪ねにくくなると、その家の敷居が高く感じられるところから。
「敷居」は「閾」とも書く。
【出典】
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【例文】
・三年もご無沙汰しているから、敷居が高いと感じてしまうわ。
・彼には金を借りたままになっているから、とても敷居が高い。
・あの店には迷惑かけたことがあって敷居が高いから、他の店にしようよ。
【注意】
高級店などに対して「あの店は敷居が高い」というように、「自分には分不相応」「手が届かない」「ハードルが高い」「レベルが高い」などの意味で使うのは、本来誤り。
しかし、現在ではこれら誤用の意味で使われることの方が多く、慣用的表現となりつつある。
敷居が高いの関連語
【類義語】
敷居が鴨居/上がり口が高い/門を塞ぐ/門を塞げる
【対義語】
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【英語のことわざ】
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【分類】
・人間関係 > 友人・仲間・付き合い
・評価・評判 > 面目が立たない