大根を正宗で切る

読み方

だいこんをまさむねできる

大根を正宗で切るの意味・解説

大根を正宗で切るとは、大袈裟なことをするたとえ。また、才能のある人につまらない仕事をさせることのたとえ。

由来などの解説

「正宗」とは、鎌倉時代の名高い刀工、岡崎正宗が鍛えた刀のこと。
たかが大根を切ることに、正宗のような名刀を使う意味から。
「切る」は「斬る」とも書く。

例文

彼にそんな仕事を押し付けるのは、大根を正宗で切るようなものだ。

注意

「正宗」を「政宗」と書くのは誤り。

英語のことわざ

To employ a steam-hammer to crack a nut.(くるみを割るのに蒸気ハンマーを使う)
He builds cages fit for oxen, to keep birds in.(小鳥を飼うのに牛が入るような籠を作る)

大根を正宗で切るの類語・対義語

類義語

正宗の刀で大根切る/正宗で薪を割る/大器小用/鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん/鰻を割くに鯨の刀を用いる/痩せ虱を鑓で剥ぐ

対義語

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大根正宗切る

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