蟹は甲羅に似せて穴を掘る

蟹は甲羅に似せて穴を掘るの解説

【読み方】
かにはこうらににせてあなをほる

【意味】
蟹は甲羅に似せて穴を掘るとは、人はそれぞれ分相応の考えや行いをするということのたとえ。

【注釈・由来】
蟹は大きければ大きいなりに、小さければ小さいなりに、それぞれ自分の体に合った穴を掘ってすむ穴を作ることから。
人間も自分の身分や力量に応じた言動をするということ。

【出典】

【例文】
蟹は甲羅に似せて穴を掘るというが、今の自分の仕事は分不相応だと思うことがある。

【注意】

蟹は甲羅に似せて穴を掘るの関連語

【類義語】
蟹は甲に似せて穴を掘る/蟹は甲ほどの穴を掘る/鳥は翼に従って巣を作る/根性に似せて家を作る/一升徳利に二升は入らぬ/一升枡に二升は入らぬ/升枡に二升は入らぬ

【対義語】

【英語のことわざ】
・Cut your coat according to your cloth.(生地に応じて衣服を裁て)
・Everyone stretches his legs according to the length of his coverlet.(掛け布団に合わせて足を伸ばせ)

【索引語】
甲羅似せる掘る

【分類】
人生・社会 > 処世
評価・評判 > ちょうどよい

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