紺屋の明後日の解説
【読み方】
こうやのあさって
【意味】
紺屋の明後日とは、当てにならない約束や期日のたとえ。
【注釈・由来】
「紺屋」とは、藍で布を紺色に染める職人。転じて、染め物屋のこと。
染め物の仕事は天候に左右されやすく、仕上がりが遅れがちなため、客に催促されると「明後日になれば染め上がる」と言い訳して先に延ばすが、その約束も当てにならないのが相場であったことから。
「こんやの明後日」ともいう。
【出典】
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【例文】
彼の言うことはいつも紺屋の明後日だから、あてにしないほうがよい。
【注意】
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紺屋の明後日の関連語
【類義語】
問屋の只今/医者の只今/呉服屋の後ほど/鍛冶屋の晩げ/鍛冶屋の明晩/髪結いのそこへ行こ/坊さんのおっつけ/紺屋の明後日、医者の只今/紺屋の明後日、鍛冶屋の明晩/鍛冶屋の明日、紺屋の明後日/明後日紺屋に今度鍛冶屋/今度鍛冶屋に明後日紺屋/鍛冶のこんだ市、紺屋どんの明後日/髪結いのおいおい、紺屋の明後日/鍛冶屋の四五日、お医者の只今、坊さんおっつけ/紺屋の明後日七十五日/紺屋の明後日六十日/紺屋の明後日弥の明後日/後の兎に尻尾が無い
【対義語】
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【英語のことわざ】
・One of these days is none of these days.(「そのうちに」という日は来ない)