一寸の虫にも五分の魂

解説

【読み方】
いっすんのむしにもごぶのたましい

【意味】
一寸の虫にも五分の魂とは、小さく弱い者にも、それ相当の意地や根性があるのだから、どんな相手でも侮ってはならないというたとえ。

【注釈・由来】
体長わずか一寸(約3センチメートル)の虫でさえ、その半分にあたる五分の魂があるという意味から。
身体の半分にすることで、魂の大きさを強調する表現となっている。
弱者を侮ることへの戒めや、自分の意地を示すときなどに使う。

【出典】

【例文】
・一寸の虫にも五分の魂で、新入社員だからといってあまり馬鹿にするものじゃない。
・我々にも一寸の虫にも五分の魂があるところを見せつけてやろう。
・一寸の虫にも五分の魂というように、どんな相手でも油断は禁物だ。

【注意】

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