解説
【読み方】
しらぬがほとけ
【意味】
知らぬが仏とは、不愉快な事実を知れば、腹が立ったり悩んだりするが、知らなければ平静な心でいられる。また、本人だけが知らずに澄ましているさまを、あざけって言うことば。
【注釈・由来】
事実を知れば感情に振り回されることも、知らなければ仏のように心おだやかでいられる。
事情を知らずに平然としているさまをあざけったり、知らないのをいいことに責任逃れをする意味としても使われる。
『江戸いろはかるた』の一つ。
【出典】
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【例文】
・知らぬが仏ということか。彼に浮気相手がいることを彼の奥さんは気づいておらず、夫婦仲は良好だそうだ。
・知らぬが仏ということもあるから、そのことは知らせずにおこう。
・リストラ候補に挙がっているのにニコニコしている。知らぬは仏とはこのことだ。
【注意】
「知らねば仏」というのは誤り。
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