山椒は小粒でもぴりりと辛いの解説
【読み方】
さんしょうはこつぶでもぴりりとからい
【意味】
山椒は小粒でもぴりりと辛いとは、体は小さくとも気性や才能が鋭く優れていて、侮れない人のたとえ。
【注釈・由来】
山椒の実は小さいが、非常に辛いことから。
「さんしょは小粒でもぴりりと辛い」ともいう。
【出典】
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【例文】
体の小さい教師が、図体の大きな生徒にこう言っていた。「あなたは独活の大木で、私のような人を山椒は小粒でもぴりりと辛いって言うのよ」って。最低な教師だね。
【注意】
大きな害を及ぼす意味で使うのは誤り。
誤用例 「彼は背も低く痩せていて目立たないけれど、山椒は小粒でもぴりりと辛いというやつで、人に迷惑ばかりかけている」
山椒は小粒でもぴりりと辛いの関連語
【類義語】
山椒は小粒でも実は辛い/小粒の山椒/小人に鈍なし/小さくとも針は呑まれぬ/細くても針は呑めぬ/小敵と見て侮るな
【対義語】
大きい大根は辛くない/大男の見かけ倒し/独活の大木/大男総身に知恵が回りかね/大男の殿
【英語のことわざ】
・Within a little head, great wit.(小さな頭の中に大きな知恵)
・Little head great wit.(小頭の大知恵者)
・Little head’s may contain much learning.(小さな頭にも多くの知恵が入る)