猫も杓子もの解説
【読み方】
ねこもしゃくしも
【意味】
猫も杓子もとは、誰も彼も、何もかも。
【注釈・由来】
「禰宜(めこ)も釈子(しゃくし)も」が変化した説。
「女子(めこ)も弱子(じゃくし)も」が変化した説。
猫や杓子は日常生活において目につきやすいからという説もある。
諸説あるが、正しい語源は不明。
『一休咄』には「生まれては死ぬなりけりおしなべて釈迦も達磨も猫も杓子も」とある。
【出典】
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【例文】
・近頃の女性は、猫も杓子もみな同じ形のスカートをはいている。
・電車やバスの中では、猫も杓子もスマホをいじり、読書する人がめっきり減った。
・テレビ離れが加速しているのに、猫も杓子も似たような番組ばかり作っている。
【注意】
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猫も杓子もの関連語
【類義語】
雑魚ももうぞも
【対義語】
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【英語のことわざ】
・everyone that can lick a dish.(皿を舐めることができる者は誰でも)