光陰矢の如しの解説
【読み方】
こういんやのごとし
【意味】
光陰矢の如しとは、月日の経つのがとても早いたとえ。
【注釈・由来】
「光」は日、「陰」は月の意味で、「光陰」は月日や時間を表す。
日の経つのはあっという間で二度と戻ってこないから、無為に送るべきではないという戒めを含んでいる。
【出典】
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【例文】
・社会人になってから、もう5年か。光陰矢の如しだ。
・光陰矢の如しですから、悔いのない人生を送りたいものですね。
・光陰矢の如しと言いますが、歳を重ねるごとに時間が早く経つように感じられます。そう感じる現象を「ジャネーの法則」というそうです。
【注意】
動作のスピードが速いという意味で使うのは誤り。
誤用例 「新幹線の最高速度は光陰矢の如しだね」
光陰矢の如しの関連語
【類義語】
光陰流水の如し/光陰逝水の如し/光陰に関守なし/送る月日に関守なし/光陰人を待たず/歳月人を待たず/一寸の光陰軽んずべからず/一刻千金/烏兎匆匆/兎走烏飛/金烏玉兎/今日の後に今日なし/歳月流るる如し/時節流るるが如し/盛年重ねて来らず/白駒の隙を過ぐるが如し/隙を過ぐる駒/駒隙/隙駒/露往霜来
【対義語】
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【英語のことわざ】
・Time flies.(時は飛び去る)
・Time and tide wait for no man.(時は人を待たない)