遠慮なければ近憂あり

遠慮なければ近憂ありの解説

【読み方】
えんりょなければきんゆうあり

【意味】
遠慮なければ近憂ありとは、目先のことばかりにとらわれて遠い将来のことを考えずにいると、近い将来必ず心配事が起きるということ。

【注釈・由来】
「遠慮」は、将来まで見通した深い考えのこと。
「近憂」は、身近な憂い事をいう。

【出典】
『論語』衛霊公

【例文】
進路を決める時に大事なのは、遠慮なければ近憂ありの考えだ。

【注意】
「遠慮無ければ」を「無遠慮(わがままに振る舞う)」の意味で用いるのは誤り。
誤用例 「何にでも首を突っ込み、好き勝手に発言するのは遠慮なければ近憂ありというものだぞ」

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