登竜門の解説
【読み方】
とうりゅうもん
【意味】
登竜門とは、立身出世、大切な試験や審査の関門のたとえ。
【注釈・由来】
登竜門の「竜門」は、黄河の上流にある登竜山を切り開いてできた急流のこと。
この急流を登ることができた鯉は竜になるという伝説から、竜門を登ることが立身出世への道、成功の糸口になるということ。
『後漢書・李膺伝』に「是この時朝庭日に乱れて、綱紀たいたす。膺独り風裁を持し、以て声名自ら高し。士の其の容接を被る者有れば、名づけて登竜門と為す」とある。
「登龍門」とも書く。
【出典】
『後漢書』
【例文】
・このコンテストで入賞することは、有名作家になるための登竜門と言われている。
・若手俳優の登竜門ともいえるオーディションに合格し、ドラマへの出演も決まった。
・この試験は登竜門となるものだが、ここがスタートであってゴールではない。
【注意】
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登竜門の関連語
【類義語】
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【対義語】
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【英語のことわざ】
・a gateway to success.(成功への入口)