偕老同穴の解説
【読み方】
かいろうどうけつ
【意味】
偕老同穴とは、夫婦の契りが固く仲むつまじいことのたとえ。
【注釈・由来】
「偕」は「一緒に」を意味し、「偕老」は生きている時は共に老いること。
「穴」は「墓の穴」のことで、「同穴」は死んでからは同じ墓に入るという意味。
偕老同穴は、生きている時は老いを共にし、死後は同じ墓の穴に葬られることから。
『詩経』の「子と偕に老いんとす」と「死しては則ち穴を同じくせん」という、二つの語句から作られた言葉。
【出典】
『詩経』
【例文】
・あの夫婦を見ていると、まさに偕老同穴という言葉がぴったりだと思うよ。
・偕老同穴のように強い絆で結ばれた理想の夫婦だ。
・両親のように偕老同穴を全うしたい。
【注意】
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偕老同穴の関連語
【類義語】
室を異にして穴を同じくす/偕老同穴の契り/偕老の契り/同穴の契り/鴛鴦の契り/おしどり夫婦/比翼連理/連理の枝/比翼の鳥/琴瑟相和す/形影相伴う/形影一如/比目の魚/濃茶の仲/鳳凰于飛/関関雎鳩/関雎之化/挙案斉眉/お前百までわしゃ九十九まで
【対義語】
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【英語のことわざ】
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