短気は損気の解説
【読み方】
たんきはそんき
【意味】
短気は損気とは、短気を起こすと、結局は自分が損をすることになるということ。
【注釈・由来】
短気を起こすと、人間関係がこじれたり、仕事もうまくいかないなどの理由から、結果的に損をするのは自分だということ。
「損気」は「短気」に語呂を合わせるために作られた言葉で、「気」に特別な意味はない。
【出典】
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【例文】
・頭にくるのは分かるが、ここはぐっと堪えたほうがいい。短気は損気といって、君が損をする羽目になるのだから。
・イライラしたところで得することはなにもない。短気は損気と思ってのんびり行きましょう。
・短気は損気というもので、感情の赴くまま行動していたら損するばかりだ。
【注意】
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短気は損気の関連語
【類義語】
短気は身を滅ぼす腹切り刀/短気も我、後悔も我/短慮功を成さず/腹は立て損、喧嘩は仕損/堪忍家督、短気は損気、辛抱は金/一朝の怒りに其の身を忘る/一朝の怒りに一生を過つ/癇癪持ちの事破り/短気は未練の初め/急いては事を仕損じる
【対義語】
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【英語のことわざ】
・Out of temper, out of money.(短気で金欠)
・Anger and haste hinder good counsel.(怒りと焦りはよい助言の邪魔になる)
・Anger punishes itself.(怒りは自らを罰する)