居候三杯目にはそっと出しの解説
【読み方】
いそうろうさんばいめにはそっとだし
【意味】
居候三杯目にはそっと出しとは、人の家に世話になっている者は、食事のときも遠慮しがちになるということ。
【注釈・由来】
「居候」とは、他人の家にただで世話になる者のこと。
かつての日本人の食事の量としては、ご飯の三杯は普通の量だったが、他人の家に金を払わず厄介になっている者は、控えめに茶碗を出すところから。
居候の肩身の狭さを詠んだ川柳がことわざになったもの。
【出典】
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【例文】
居候三杯目にはそっと出しと言うが、彼にはまったく遠慮というものが無い。
【注意】
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居候三杯目にはそっと出しの関連語
【類義語】
居候の三杯目
【対義語】
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【英語のことわざ】
・He that is fed at another’s hand may stay long ere he be full.(他人に養ってもらう者は満腹まで時間がかかる)